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【 院長コラム - 20 : 歯垢と歯石】
歯垢(しこう)と歯石(しせき)は、どう違う?

COLUMN VOL.020

  • 歯垢
  • 歯石

歯垢(しこう・プラーク)や歯石(しせき)という言葉を歯ブラシや歯磨き粉のCMなどや、歯科にかかった際にも耳にする機会があるのではないでしょうか?

その歯垢や歯石とは一体何か、ご理解はできているでしょうか?この2つを理解することは、虫歯を作らず、健康な歯を保つために非常に重要なことですので、あらためて学んでみましょう。

まず、歯垢(しこう)と歯石(しせき)は、異なります。

歯垢(しこう・プラーク)とは

歯垢(しこう)とは、「プラーク(plaque)」とも言われ、歯に付着した細菌が繁殖したかたまりとなったもののことを指します。これが、歯周病やむし歯の原因となります。

厚生労働省「生活習慣病予防のための健康情報サイト」によると、歯垢(しこう・プラーク)とは、「食べものの残りカスが歯の表面につき細菌が繁殖したもので、白くねばねばしています。食後8時間程度でプラークができるといわれ、プラーク1mgのなかには、およそ300種類1億個もの細菌が存在しています。」とあります。

歯垢(しこう・プラーク)がたまっていくと、虫歯になったり、細菌が毒素を作り出して、歯を支えている骨(歯槽骨)にダメージを与え、溶けてなくなっていく「歯周病」となります。また口臭の原因ともなります。 食後は早めに歯を磨き、歯垢(しこう・プラーク)を作らないようにしましょう。

歯石(しせき)とは

次に歯石(しせき)とは、「歯垢(しこう・プラーク)」が、石灰化して硬くなったものをいいます。

同サイトによると、「不十分な歯磨きのため、プラークが長期間、歯の表面についているとき、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラークに沈着して(石灰化)、石のように硬くなったものが歯石です。プラークは、およそ2週間で歯石となります。」とあります。

歯石の成分の約80%はリン酸カルシウムで、そのほかにタンパク質、炭水化物や細菌の死骸などからなり、歯石そのものは、むし歯を引き起こしませんが、そこに細菌が増殖し歯周病を引き起こす原因となります。

歯石となる前の歯垢(しこう・プラーク)を日々の歯磨きでしっかりケアすることが重要ですが、自分自身で、完璧な歯磨きのケアを続けることはなかなか難しく、歯医者さんで、定期的にクリーニングを行い、歯石除去(スケーリング)を行うよう、心掛けていただければと思います。

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