【 院長コラム - 17 : 「フッ素」の働きについて】
「フッ素」の働きと「フッ素」の使用でご注意の必要な場合
COLUMN VOL.017
CMなどでよく耳にされるかと思いますが、「フッ素」はどんな働きをするかご存知でしょうか?
フッ素は、口腔内のカルシウムと反応して、「フッ化カルシウム」として歯を強化する働きがあります。そのため、歯磨きの際などに、適切にフッ素を使用することがおすすめです。
最近は市販で1000~1500ppmの高濃度フッ化物配合歯磨剤は販売されていますが、この高濃度の製品は、6歳未満の小児には、国によって使用を控えるようにと指導されています。
また、フッ素を応用したら歯磨きをしないでも良いかをいうとそうではありません。歯ブラシによる機械的な歯の表面歯垢除去は大切です。また、チタン製のインプラントが入っている場合、フッ素はチタンを腐食させる可能性があるため、インプラントが入っている方のフッ素のご使用については、歯科医師にご相談の上、行うよう、ご注意ください。
「フッ素塗布」については、予防歯科のページもご参照ください。
フッ素についてのほか、歯や口腔にまつわるご不安なことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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