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【 院長コラム - 19 : 入れ歯(義歯)について】
自分には関係ない!? “入れ歯(義歯)”について、知っておこう。
ー 生涯健康な歯を保つためのヒントを探る ー

COLUMN VOL.019

  • 入れ歯
  • 義歯

「入れ歯」と聞くと、若い人にとっては、自分にはまだまだ縁のない、他人ごとのように思うのではないでしょうか?

では、いったい、「入れ歯」というのは、どのくらいの年齢からが対象となるものなのでしょうか?
入れ歯についての実態を知ることで、生涯健康な歯を保つための方法を探ってみましょう。

乳歯から生え変わったあとの永久歯の本数は、28本~32本です。高齢になっても、それらの歯を欠けることなく、すべて健康に保ち続けることはなかなか難しいものですが、近年は、厚生労働省や日本歯科医師会が推進する「8020運動」(80歳で20本以上の自分の歯を残そうとする啓発運動)の影響もあり、高齢になっても、健康な歯科口腔状態が保たれる割合が高まってきています。

80歳になっても自分の歯が20本以上ある「8020(はちまるにいまる)」を達成した人の割合が、平成24年度の調査では、40.2%でしたが、5年後の28年度では、51.2%に増加していることが分かりました。
※厚生労働省による「歯科疾患実態調査」の結果(平成28年10月~11月実施)から

同調査結果によると、50代の1人あたりの平均喪失歯数が 2.0~3.1本、60代では 4.6~6.7本、70代では 8.6~10.3本と、年代ごとに徐々に喪失歯数が増えていき、80代以上では、12.9~17.5本といった結果となっていました。

最初は、部分入れ歯やブリッジ、インプラントなどの治療を施し、すべての歯がなくなると総入れ歯となります。

では、どうすれば、自分の歯を失わずに、健康な歯を生涯保ち続けられるでしょうか?

厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイトでは、歯の喪失に至るリスクが高い原因に、以下を挙げています。

・未処置歯のむし歯
・クラウン(冠)装着されている歯
・部分義歯の針金がかかる歯(鈎歯)
・歯周疾患が進行している歯

むし歯が進んで神経をとったり(抜髄)・根の治療(根管治療)が行われることは、歯に相当のダメージを与えることとなり、このような状態に至らないようにすることが、歯の喪失を防ぐうえで非常に重要です。まずは未処理の虫歯をつくらないよう、歯に違和感を覚えたり、虫歯かなと思った際には放置せず早急に歯科にかかることは重要です。

それ以前に、自分では気づかない間に(自覚症状のないまま)虫歯が進行するケースもあります。そのためには、定期的に歯科にかかる、予防歯科の習慣をつけることは、生涯に渡り健康な歯を保つためには、とても大切です。

また、歯を喪失する原因の約50%は歯周病で、成人したら、歯周病の予防のために、予防歯科(定期的に歯科に通う習慣)は大変重要です。歯周病が進行した場合、歯がグラグラになり自然に脱落して、歯を喪失します。歯周病の直接的な原因は、歯垢(プラーク)です。歯に付着した細菌が繁殖して塊となったもので、日ごろから、適切な歯磨きを行うことで、付着を防ぐことができます。

虫歯や歯周病は、日ごろからの適切な歯磨きにより、予防のケアをすることで、生涯健康な歯を保つことにつながります。ただ、自分の歯磨きだけでは、完璧なブラッシングを日々続けることもなかなか困難です。適切な歯磨きが行えているかどうか、定期的に歯科に通い、指導を受けながら、虫歯や歯周病を防いでいくよう、心掛けていただけたらと思います。

おすすめは、3~4か月ごとに予防歯科に通うことです。歯垢をためず、虫歯や歯周病を防いで、生涯、自分自身の歯を保ち、健康な口腔生活を送りましょう。

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