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【 院長コラム - 12 : 「詰め物」「かぶせ物」「義歯」】
歯科治療で使用する材料について 【金属編】

COLUMN VOL.012

  • 詰め物
  • かぶせ物
  • 義歯

歯科治療には、多種の材料を症例に応じて、金属・レジン(プラスチック)・セラミックを単体または組わせて使用します。歯科界の傾向としては、今後金属を極力なくしていく傾向にあり、メーカーも金属に代わる材料の開発に積極的に取り組んでいます。

各素材の用途や特徴についてご説明いたします。ご自身の歯科治療の際には、ご参考になさっていただきながら、医師にご相談いただいて、治療を進めてください。

1.銀合金

保険治療で主に使用する金属です。
主な組成は銀のため金属は年数とともに黒くなり表面は粗造になって来ますので、定期的な交換が必要です。

(1)金銀パラジウム合金
詰める・被せる・ブリッジ・義歯のバネやバーに使用します。
元来、保険治療のために開発された組成のもので他国では使用されていないようです。
(2)銀インジウム合金、銀スズ合金
被せ物の土台・乳歯の治療に使用します。
やわらかい金属のため用途は限られています。

2.コバルトクロム合金

ステンレス系の金属です。
用途は、セラミックスを焼き付ける金属や義歯のバネやバーです。 硬く安価な金属です。

3.金合金

自費治療で、<18金>または<白金加金>を主に用います。
用途は、詰める・被せる・ブリッジ・義歯のバネやバーなどに使用します。
色調は、天然歯と全く異なりますが、機械的性質が酷似しています。
また伸びる性質(金箔のように)があり、使用しているうちに歯と金属の境目の段差が微小となり、2次虫歯の発生が少ないです。
さらに、セラミックスやレジン(プラスチック)のように衝撃で割れることはほとんどないので、歯ぎしりや咬みしめの習癖の方には適していると思います。

4.チタン

アレルギー反応がないと言われてインプラントに主に使用されていますが、最近アレルギー反応がある方もいますので、気になる方は事前の検査をお勧めします。
また、加工が困難なことや表面に酸化膜ができ黒変するので用途は限られています。

歯科治療の各素材【金属編】について、お伝えしました。次回は、【非金属編】をご紹介します。

ご自身に合った、より適切な歯科治療のご参考になれればと思います。
ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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