【 院長コラム - 08 : 「歯がしみる」こと】
「歯がしみる」お悩み、その原因は!?
COLUMN VOL.008
「歯がしみる」ということで来院される方が多くみられます。
人によって様々な、その原因と対策についてお話ししたいと思います。
- 1.虫歯
一番考えられるのは虫歯です。原因として食生活が考えられます。
糖分多い飲料水、炭酸水、飴やキャラメルなどを常に取っていると歯肉との境目から全体的に歯が溶け出し、しみる症状がおきます。その部位のブラッシングを意識することで、予防につながる可能性もあります。
日ごろから意識して、丁寧なブラッシングを心掛けてみてください。
- 2.歯ブラシや歯磨き粉
硬い歯ブラシでの強い横磨きや「ホワイトニング効果」「歯の黄ばみが取れる」などの効用が記載されている歯磨き粉の中には、粒子の荒い研磨剤が入っているものがあります。これらを常時使用していると個人差はありますが、知覚過敏を起こし歯がしみてきます。また、電動歯ブラシと上記の歯磨き粉の組み合わせがさらに症状の悪化が考えられるので、注意が必要です。
知覚過敏には、専用の歯磨き粉の使用、また電動歯ブラシ使用の際は専用のジェル状の歯磨き剤の使用をお勧めします。
- 3.習癖
睡眠中の歯ぎしりや咬みしめや、日中でも無意識のうちに咬みしめを行う習癖が長年続くと、徐々に歯がしみてきます。マウスピースなどを応用し過剰な歯への負担を軽減しましょう。
- 4.歯並び
歯並びが悪く、上下のすべての歯がしっかりと咬み合っていない場合などは、いずれ過敏症が発現することがあります。歯並びを整える「矯正治療」は、審美回復のみならず機能面も回復でき、安定した咬み合わせを維持できるので、検討されることをお勧めします。
上記の症状が気になる方、改善方法の指導を受けられたい方は、歯科医にご相談ください。また、虫歯や歯周病にならないために、そして生涯、健康な自分の歯を保ち続けるためにも、予防歯科を心がけ、定期的に歯のメンテナンスを受けられることをおすすめいたします。
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