【 院長コラム - 05 : オーラルフレイル】
「オーラルフレイル」とは!?早めのケアで、健康を回復。セルフチェックも
COLUMN VOL.005
「オーラルフレイル」について
最近、「オーラルフレイル」という考え方が提唱されて、広まりつつあります。
日本歯科医師会では、「オーラルフレイル」について、『口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つ』と説明しています。
また、オーラルフレイルは、健康と機能障害との中間にあり、“可逆的”であることが大きな特徴の一つとしており、早めに気づき適切な対応をすることで、より健康に近づくことができます。
「オーラルフレイル」の始まりは、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増える、口の乾燥等ほんの些細な症状です。65歳以上の11%がフレイルで日本では約300万人と言われています。
フレイルは、早めに気づき、適切な対応をとることが、健康な状態を取り戻すためには非常に大切です。日頃から定期的にかかりつけの歯科医師に診てもらうことで、悪化を防ぎ、健やかな日々を送ることができるように心がけましょう。
まずは、セルフチェックをしてみてはいかがでしょうか?
ひとつでもチェックがついた場合は、一度、お早めに歯科医師にご相談ください。また、唇や頬、舌を鍛えるなどの、ご自分でできるケアもありますので、ご相談ください。
- □ 食事が楽しく思えない
- □ 半年前と比べて固いものが食べにくくなった
- 「はい」の方へ
- □ 歯の痛みなどが原因で食べにくいものがある
- □ 奥歯でしっかりかみ合う歯がない
- □ かむ力が弱くなったようだ
- □ 食事中に食べこぼしがある
- □ お茶や汁物などでむせることがある
- □ ガラガラうがいができない
- □ 唾液を繰り返して30秒間に3回以上飲めない
- □ 口の渇きが気になる
- □ 口臭を指摘されたことがある
- □ 寝る前に歯や義歯の手入れをしないことがある
ご予約・ご相談はこちらから TEL 0422-22-5932(午前10:00から受付しております)
※参考ウェブサイト:日本歯科医師会、東京都歯科医師会