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【 院長コラム - 10 : 「歯並び」「咬み合わせ」】
「歯並び」や「咬み合わせ」が悪くなる原因は?

COLUMN VOL.010

  • 歯並び
  • 咬み合わせ

みなさんは、「歯並び」や「咬み合わせ」で気になることはありますか?
また、それらを放置していませんか?

単に見た目について気になる、というだけでなく、「歯並び」や「咬み合わせ」の不具合により、さまざまな健康上の問題が生じてくる場合があります。

歯並びや咬み合わせに問題があることを「不正咬合」といいます。出っ歯、受け口、八重歯、乱杭(らんぐい)、開咬(奥歯が咬み合っていても、前歯が咬み合わない)などがあります。

これらの状態を放置しておくことで、どのような問題が起こりえるでしょうか?

例えば、歯並びが悪いと、歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病になりやすく、また口臭にも影響します。また、咬み合わせが悪いことで、特定の歯に過度の負担がかかったり、歯がすり減ったり、歯根やあごの骨に問題が生じることがあります。咬み合わせが安定しないことで、あごの関節に問題が生じたり、あごや顔にゆがみが生じる、などや、発音に問題が生じる場合があります。

このように、習慣的なことが原因で、また、気づかない間に長期的に変化・悪化していく場合が多いですので、日ごろから、かかりつけ医に診てもらうことも大変重要です。

「歯並び」や「咬み合わせ」が悪くなる要因としては、以下のようなケースがあります。

1.遺伝によるもの

歯並びが悪い原因の中には、遺伝的要因があります。父母・祖父母に同じような歯並びの方がいらっしゃる場合は、もともとの骨格に問題がある場合もあります。適切なタイミングで矯正などを行われると良い場合がありますので、放置せず、歯科受診をしてご相談ください。

2.指しゃぶり、爪を噛む

とくに幼児期に注意が必要な習慣です。親は、とくに歯並びへの影響を考えて、ぜひケアをしてください。指しゃぶりを続けると、前歯が咬み合わない「開咬」になる可能性があります。開咬状態では、飲み込みが上手くできなくなり、上下の歯の隙間を舌で埋める、などの動作を行います。このような習慣は、歯並びのさらなる悪化や、歯並びを改善しても、またもとに戻ってしまう場合がありますので、正しいケアや処置を、歯科医師にご相談ください。

3.唇を吸う、咬む

唇を吸ったり、咬んだりすることを習慣的に行っていると「出っ歯」や「受け口」の原因になる場合があります。本人は気付かずに行っている場合があるかもしれませんが、歯並びが気になられている方は、歯科医師に相談いただくことで、その原因を正しく知っていただくことができ、また適切な改善方法をご提案させていただきますので、お早めにご相談ください。

4.口呼吸

お子さんのぽっかり口が、最近多く見受けられます。それは、「口呼吸」が原因です。口呼吸により口腔内が常に乾燥し、細菌数の増加で虫歯や歯周炎になりやすいといった環境が生じます。ぽっかり口のお子さんがいらしたら、早めに改善することをお薦めします。

5.親知らず

下の親知らずが、斜めや真横にある場合、前の歯が常時押されているために、下の前歯の歯並びが悪化していく原因となります。前歯の歯並びが悪くなり、急いで親知らずを抜歯しても元の状態に自然には治りません。早めに正しいケアをしていただくためにも、お早めに歯科医師にご相談ください。

6.その他

頬づえ、うつぶせ寝、左右均等に咬まないあるいは咬めない、など。 知らず知らずのうちに、自身の骨格をゆがませていくことが習慣となっている場合は、大変注意が必要です。一見、歯とは関係ないように思われるかもしれませんが、歯並び悪化の原因として考えられます。


なるべく幼少期から、定期的に歯科医にかかることで、歯並びや咬み合わせは、早めに適切な改善を図ることができます。大人になってからでも、まずは歯科医に相談し、原因を探り、正しい処置を受けていただくこと、また、ご自身では医師から適切なアドバイスを受け、日ごろのケアを行うよう習慣づけていただくことをお薦めします。

歯並び・咬み合わせが少しでも気になられている方は、まずは歯科医師にご相談ください。

ご予約・ご相談はこちらから TEL 0422-22-5932(午前10:00から受付しております)

※参考ウェブサイト:日本歯科医師会